December 2009
Dec 14th
Dec 13th
Dec 13th
習作(プレ『ラッパー宣言』)
眠るか否かの瀬戸際で、いつ果てるとも知れぬ問答を繰り返していた矢先、窓の外には嵐が吹き荒れていた。春の一声、冬ののたうつ、実に3月のはじめであった。 リリック:安東三(2009年3月) 私 は毛布の中に朦朧として居た。しんしんと降り積もる日々を眺めながら、やがて融けて流れ出す時季を待っていたのだった。激しく窓を打つ風に、散らばる空き 缶とたなびくビニール袋の音を追う。幾度の嵐の猛攻にとうとう毛布を蹴り、起き上がり暗がりに胡坐をかいた私は、湿り気を帯びた空気が滑り込む気配を気に した。 「あ」。 硬く凍りついた冬の数日が、春の温度を知り割れた。裂け目から滴る水滴が戸惑いながら流れ出し、それは曰く可能性であった。そしてまもなく蓋然性を発見した私の中に、とどまり積もり続けた時間の層が、記憶の中に入り込む。...
Dec 13th
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